認める
と
受け入れるの違いはなんでしょう?
認める
とは
意を決してするほどのこと とのことでしたが
受け入れる は
自分の器さえ用意していればできそうに思えます。
器を大きくしていないと入れない。
受け入れる とは
勝手に入れることとも違い
まず
受ける こと
受 字の成り立ちは
上の部分が つかみ持つ手の象徴
で
渡し舟の象徴 と
右手の象徴で成り立っている
Aの手から Bの手に 落とさないように渡し
失わないように受け取る様を示すそうです。
もらう側からは 「受」 と いい
渡す側からは 「授」 という
受 と 授 は 同じ動作の両面に過ぎないのですが
受 を 分解すると
爪
舟
又
舟を上下から受渡していることになる
受け取るには
右手を出して大切に頂くことが大事
勝手に入れておいてね ではないのですね
反対の「授」 という字は
両手を上に上げて頂くようなイメージがあります。
この字は大変、厳かな感じがあり
謹んでお渡しする という感じがします。
そう
受ける も同じことで
どちらも同様に大切なこと
「受ける」 「渡す」
たくさんの心が込もって成り立っているように思い
ぞんざいに扱うと 人生もそのようになるのだと改めて思います。
器を大きくしてというイメージで
受け入れる心を開いて広い思いを感じ取れるように。
字の成り立ちを知ると 本来の意味がわかり
言葉の意味や成り立ちから
何気なく使っている
日本語の奥深さと素晴らしさに気づきます。